4年の長きにわたり信州NST研究会代表世話人の大役を果たされた浅間総合病院奥山秀樹先生に代わりまして、2022年4月より同会代表世話人を仰せつかりました岡谷市民病院 澤野紳二と申します。奥山先生、大変お疲れさまでした。初代代表長野赤十字病院北原修一郎先生・2代目飯山赤十字病院石坂克彦先生、3代目飯田病院千葉隆一先生、4代目浅間総合病院奥山秀樹先生に次ぎ、5代目を務めさせていただきます。至らぬところは多々あるかと存じますが、精一杯頑張らせていただきますのでよろしくご指導ご鞭撻いただきたく思います。
医療現場において多職種が協力して患者さんの治療にあたるチーム医療の代表といえるNSTは生命維持の基本と考えられる栄養摂取のサポートを担うチームです。現状では県内をはじめ国内の多くの医療施設で活動が行われていると思われます。静脈経腸栄養学会として発足し臨床代謝栄養学会と名前を変えたJSPENも、このコロナ禍において対面集会ができず、当研究会も何回か延期、WEB開催などを経てまた活気ある集会形式での研究会が開催できそうな状況になってまいりました。
栄養管理に関わる活発な議論が交わされ、この高齢化社会において、医療者が栄養管理によって効果ある治療を実践できるように、当研究会の運営をしていきたいと考えておりますので是非ご協力のほどお願い申し上げます。
尚、当研究会の過去の抄録については適宜信州医学会の信州医学雑誌に投稿されております。そちらもご参照ください。
信州NST研究会 代表世話人
岡谷市民病院 外科 澤野紳二